Chemchem ya Amani TANZANIA

 

これからの目標

 私たちの願いは、ひとりでも多くの子供たちが、将来の夢を持ち、それを叶えて大きく羽ばたいていくこと、ひとつでも多くの笑顔を生み、その笑顔が未来まで続くことです。

 そのため、現在の活動を改善していくと共に、活動の幅も広げていく予定です。
 
 KODOMOセンターでは、勉強だけではなく、絵や音楽など、タンザニアではなかなか触れることのない様々な実技的学習も行っていきたいと思います。紙芝居やお話会なども開いていきたいと思います。
 また、今後もジョンソンのように、衣食住を必要とする子供たちが出て来ることもあるかと思います。その場合の対応についても、考えていかなくてはなりません。 

 里親制度は、より多くの子供たちを支援していくこと、そして、その子供たちが職に就けるまで、支援を継続していくことが目標です。
 ただ、タンザニアは就職が本当に難しい国です。今後、子供たちの就職先を開拓していくと共に、私たち自身で、雇用先となるような場を作っていけたらと思います。

 また、タンザニアではまだまだ女性が仕事を得るのは難しい状況です。ですがエイズや、早期妊娠、その他様々な理由で、母親のシングルマザーが数多く存在します。
 そこで、KODOMOセンターを利用し、女性を対象にした、洋裁教室などを実施し、生活の糧となる技術を与えたいと考えています。

 現在、一人一人と話をすることしか出来ていないストリートチルドレンに対して、私たちが出来ることはないか、こちらも模索していかなければなりません。

 現在も増え続けるストリートチルドレンや孤児。その根本にある原因を解決しなくては、彼らの数はこれからも増え続けるばかりでしょう。私たちは、どうしたらこのタンザニアの抱える大きな問題を解決できるのか、地域住民と共に考える、という形で大人たち、学生、子供たちに関心と知識を増やしていく活動もしていきたいと考えています。

そして将来、この子供たちの手によって、タンザニアが、より素晴らしい国になっていくことが目標です。