Chemchem ya Amani TANZANIA

 

「世界行ってみたらホントはこんなトコだった?!」でタンザニアが紹介されました

すぐに書こうと思っていたのに、だいぶ時間が過ぎてしまいました(><)
10日に、「世界行ってみたらホントはこんなトコだった?!」という番組で、タンザニアが紹介されました(前編)。
タンザニアのどこをどんな風に紹介してくれるのか、楽しみに見てみると…。

もんのすごい偏った、もんのすごい局地的情報…。正直ガッカリ…。
この番組、たまーにつけたらやってる程度で、しっかり見たのは初めてなのですが、お金持ち向けの観光情報番組なのでしょうか?
HP見たら、「その地の魅力や“ホントの姿”をお伝えする海外情報バラエティー」とありましたが、“ホントの姿”とうたうなら、もう少しタンザニアの農村部に出かけてほしかった。農村部こそが大多数であり、タンザニアの魅力なのに…。

見たという友人、タンザニア、リゾートなの?都会だね?という意見多数…。
タンザニアはヨーロッパから近いので、ヨーロッパからの観光客が結構います。が、あんなリゾート、きっとタンザニア人も、あること知らないだろうなぁ。腰抜かしそう。あんなとこ、現地の人は近づけない。野生動物だって見たことないタンザニア人がほとんど。
確かに観光はタンザニアの貴重な外貨収入源で、これらを紹介して観光客が増えるのなら、タンザニアが潤うのだろうけど、その収入が最下層まで届くとは思えない。潤うのはごく一部だし、リゾートなんてだいたい外国人経営で、入ってくるのは税金やら雇用費の一部だろうな。
事実上の首都、ダルエスサラームの開発は本当にすごくて、私も行くたびにびっくり。もう中心街はすごい渋滞だし近づけない。都会怖い。でもそんなダルでも、未だに水や電気がしょっちゅう止まることとか、全く触れられてない。パッと見の都会の映像だけ。

他にも気になること多数…。
「タンザニア人は紅茶が好き」確かに。でも、コーヒーは現金収入になる大切な作物だから売ってしまい、残るのは質の悪い豆だけ。国内向けのインスタントコーヒーも高いし、反対に紅茶はかなり安価。コーヒーが地元の人の口に入る機会が少ないだけじゃないかな。カカオと同じで、いいコーヒーも海外に出てしまう。
「小学校と進学率」紹介されていた小学校、一瞬テロップで「私立」と出ていたけど、「私立」はほんの一握りで、通えるのは極々一部のお金持ちの子供だけ。せめて「公立」の学校に行って欲しかった。それでもダルと農村部の学校の設備は雲泥の差でしょうけど。紹介されていた進学率も、国全体の物。農村部では、もっともっと厳しい状況。高校に行くのは2?3%くらいじゃないだろうか。
「リゾートは外に出る必要がないほど快適」私にとっては外に出て地元の人と触れ合えないなんて可哀想。高級リゾートをわざわざタンザニアまで行ってする日本人はごく一部だろうに、大多数がその情報って…。
「キリマンジャロ」は私もおススメ!でも、ここも地元の人は入れない(高いし、そもそも観光をするタンザニア人がいない)ごく限られた場所で、外国人観光客のための場所と言ってもいい。行ったらせめて、ポーターたちとたくさんおしゃべりして欲しい。彼らは普段、一般的な生活をしている。下山したら、他の農村部ツアーや町の散策なんかもしたら、ホントのタンザニアを見れると思います。
「マラング村」唯一、タンザニアの農村部が映ったのがここ。モシの農村部はムビンガの農村部に似ていて(コーヒー農家で気候も似ている)、興奮。でも本当に一瞬でガッカリ。
勝手に生えてきたコーヒーって、どんだけ苦労して管理してるか。まったく失礼な発言。
「タイヤサンダル」は、マサイなどサバンナ地帯に暮らす人から広まったはず。刺のある木が多いので、裸足やビーサンでは突き刺さってしまうけど、タイヤなら安心。昔買って履いたら、田舎者って感じで笑われたけど、本当に今はおしゃれ扱いなんだろうか(^^;)
「スギちゃんの靴」私もビーサンで歩いてたら、足の指にフンザ(スナノミ)が卵を産み付け取ってもらったのを思い出した…。

熱くなって長くなってしまいましたが、後半で少しでもタンザニアの「本当の魅力」を伝えていただけるよう期待。(12日に後編)キリマンジャロで終わったらショック…。
少しでも農村部や、地元の大多数である生活層の人々がもっと紹介されたらいいな。彼らこそが、タンザニアの魅力だから。
今回見ていて、改めてテレビの情報がいかに偏っているかを再認識。鵜呑みはダメですね。そう、だからこそ自分は自分の足で訪れ、見て、聞いて、感じたかった。だからこそ始まった活動なんだと再認識。

別番組ですが9月29日の「世界ナゼそこに?日本人」(テレビ東京。千原兄弟のじゃないですよ。)で、ケニアのストリートチルドレンを長年支援し、グループホームを運営している松下さんが紹介されます。
以前講演会に行きましたが、彼女の考え方や行動は本当に素晴らしく、共感し、感動し、見習わなければと思いました。タンザニアではありませんが、モシのストリートの子供たちにとても似ている環境。ぜひ見ていただきたいです。

  • posted by naomaru さん
  • 2014-9-12 22:44
  • ヒット数 (2778)
  • コメント数 (4)

新しくコメントをつける

題名
ゲスト名
パスワード
投稿本文

コメント一覧

kariakooさま

naomaru さん

投稿ありがとうございます。
タンザニアに訪問し、現地の人々と接した人ならば、誰もがあの番組にはガッカリさせられたことと思います。
私はダルエスが苦手で、いつも最小限の滞在しかしないので、あまりダルエスの現状は分からないのですが、カリアコー周辺にもストリートチルドレンがたくさんいるのですね。
家庭の事情でストリートに出てくる子供たち。まだ早いうち、幼いうちなら、受け皿もあるのですが、そこからもこぼれさせてしまうのは都会の誘惑だと思います。
ストリートの子供たちの問題は複雑で、一筋縄ではいかないのですが、とりあえず出来ることは、現金を渡さないこと、持たせないこと(換金できるものもだめ)、時間の限り、真摯に向き合ってあげること、だと思っています。
障害のある人たちも、雇い主がいて、毎日物乞いの「出勤」に行くのだという話を聞きました。
ただでさえ仕事の無いタンザニア、社会福祉の整っていないタンザニアで、彼らの生きるすべなのかもしれませんが、人間として切なくなる光景です。
ちゃんとした仕事に就いている人は、極々一部で間違いないと思います。大半が農業で細々と生計を立てています。
kariakooさんは、まだしばらくダルエスに滞在されるのでしょうか?
でしたら、少しでも多くの子供たちと接し、話をし、こういう大人もいるという彼らの希望となっていただきたいと思います。一緒に笑ったり、握手をしたり、広がる世界の話をしたり、そんなことが、彼らには一番大切なのではないかと思います。

「世界行ってみたらホントはこんなトコだった」でがっかり

kariakoo さん

  • kariakoo さん
  • 2014-10-6 8:38
始めまして、
只今ダル・カリヤコウに滞在中。
こちらに来たのは今年7月、何も知らないタンザニアでしたが、住んでいるといろんな事が見えてくる。
ネットで調べてたら、たまたま「世界行ってみたらホントはこんなトコだった」を拝見。
とてもガッカリ、お金持ち相手の番組で本当のタンザニアを紹介していない事に愕然、まっTVだからこんなものかと思いつつ…。
カリヤコウ周辺ではやはりストリートチルドレンがお腹をすかせ外国人を見つけたら、『お腹を空いているジェスチャー&マネーの英語。』
とても、悲しくなる。
知合いになったタンザニア人が日本にはいないの?と
こちらではこれが当たり前になっている。
そしてもっと悲しい事に、このような子ども達を利用する大人がいて、稼いできたお金を巻き上げ、シンナー?漬けにしてるという話も聞く。
夜は危険なので外に出ることが出来ないのだが、沢山の子が道端で寄り添いながら寝てる。
もちろん、沢山の大人たちも路上生活をしている。
そして沢山の身障者が交通量の激しい危険な所で物乞いをしてる姿も私の目から離れられない。
ちゃんとしたお金を稼げるのは一部の人ではないだろうかと思ってしまう。
このような子ども達にここダルにいる間、少しでも何か出来ないものだろうかと調べていたらこのHPに出会いました。
長文になり申し訳ありません。

UPEPOさん

naomaru さん

確かに、内陸のがずっと水に困っていますよね。
なぜザンジバルだったのか・・・?
今回のタンザニアも、本当のタンザニアに違いないのですが、あまりに極端な情報でがっかりです。
この番組だけ見た人は、これが平均的なタンザニアだと思ってしまうのではないかと悲しくなります。

ザンジバルで井戸掘り

UPEPO さん

  • UPEPO さん
  • 2014-9-13 0:50
以前 ザンジバルで井戸を掘る番組を見たけど
ザンジバルは 内陸程 水に困ってない
水より 停電の方が不便(水道も止まるしね)
タンザニアは日本の2.5倍も広いのに 均一の訳がない!!