大統領選以来、タンザニアが心配な毎日ではありますが、今のところはひとまず落ち着いているようです。独立委員会が公平な立場できちんと調査をし、真実を明らかにしてくれることを祈ります。
選挙の混乱でご報告が遅くなってしまいましたが、今回は嬉しいご報告です!
里親支援をしてくださっている会員の方から、タンザニアの子供たちにと絵本を三冊ご寄付いただきました。どれも日本の、懐かしい感じのする動物たちの絵本で、丁寧に描かれたイラストは素晴らしく、絵本としても、図鑑のようにも楽しめる絵本でした。
野生の王国タンザニアに暮らしていても、地元タンザニアの人々が国立公園に観光に行くことはまずなく、動物園に行くことも無いので、ライオンやゾウを見たことがある人はほとんどいません。
それどころか本やテレビに触れる機会も格段に少ないので姿かたちすらはっきりと知らない子供たちが多いのではないでしょうか。
今回いただいた絵本には、ライオンをはじめ、アフリカにすむ動物たちもたくさん出てくるので、写真ではないですが素敵なイラストで自分たちの国に住む動物たちを見ることが出来るのはとても貴重な体験だと思います。
素敵な絵本のご寄付を本当にありがとうございました。
日本語の文章には私の方でスワヒリ語に訳させていただき、空いている場所に書き込ませていただきました。
残念ながら送料が高いのですが、こちらの送料までご寄付いただきました。
お心遣いありがとうございます。
絵本は一週間弱で、選挙の数日前にムビンガの郵便局に届いたようなのですが、ジャコブ先生に連絡が行き、取りに行ってもらう前に、まさかの大統領選に向けた大規模デモと制圧部隊の衝突、インターネットのシャットダウンと、平和を誇りとしていたタンザニアでこれまでにない大混乱となり、受け取りが遅れてしまいました。
それでも数日後落ち着きを取り戻してからジャコブ先生が町に絵本を取りに行ってくれました。
それも今から町に行く、という連絡を最後に6日ほど連絡が取れなくなり、町で混乱に巻き込まれたのではないかと本当に心配しました。
6日後に無事に荷物を受け取ったと連絡が入った時は本当に安心しました。
町はまだ長時間滞在するのは危険だと話していたので、いつものムビンガの町ではなかったのでしょう。ジャコブ先生が無事で本当に良かったです。
学校も幼稚園も、選挙の影響でしばらく閉じていたそうです。少しずつ生徒も戻ってきているので、子供たちが揃ったら写真を送ると言ってくれ、先週やっと写真と動画が届きましたのでご報告します。3冊のうち一冊は里子の女の子へ、2冊は幼稚園の子供たちみんなで読んで活用してもらうことになりました。
絵本を持った子供たち。本当にキラキラした目で見てくれていました。
「絵本をありがとう」と言っている動画と、音読をしている動画はInstagramの方でご紹介しようと思いますので、是非インスタもフォローお願いいたします。
小さな田舎町のムビンガでも死傷者がでた今回の選挙。子供たちも少なからず不安な日々を送っていたことでしょう。そんな矢先に届いた日本の絵本に、子供たちの心はずいぶんと救われたのではないでしょうか。
ジャコブ先生にはお手数おかけしましたが、無事届いて安心しました。
今回ご寄付いただいたKさん、本当にありがとうございました?




















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