今年度支援している子供たちの中には、中学校4年生が3名います。
中学校4年生はタンザニアの中学校の最終学年で、卒業前に進路を決めるための最終試験を受けます。この試験の成績により、高校に進学できる子、専門学校に進む子、進学が難しい子に分けられます。
26日にキタンダ村のジャコブ先生から結果が出たと連絡があり、今回試験を受けたFaraja、Elizabeti、Alfredの3名は、無事、専門学校に進めることが決まりました!
FarajaとElizabetiは同じ学校に通うそうです。
Chuo cha kilimo na mifugo TUMBI(Ministry of Agriculture Training Institute)という農畜産系の専門学校で、かなり遠くのTABORAという街の近くにある学校です。
Alfredの学校はChuo cha Mafunzo ya Ufundi Nambumbo Moravianという技術学校で、電気工学を学ぶそうです。こちらは同じRuvuma州にあります。
3名とも、2年勉強したのち、試験に合格すればもう1年の計3年間通う予定です。
大学に進学するにはまず高校に受からなくてはならず、3名ともそれは叶いませんでしたが、専門学校に通うことで手に職が就き、就職先も比較的見つかりやすいように思います。チェムチェムで支援してきた子供たちのうち、就職した3名は、いずれも専門学校を出た子供たちです。
Faraja、Elizabeti、Alfredも、無事学校を終えて就職・自立できればと思います。それまで、チェムチェムは彼らを応援します。
ただ、学費はいずれも年間約7万円。運営もギリギリのため、チェムチェムとしては一人につき年間5万円を支援予定です。足りない分は、親戚や家族で何とか工面してもらうことになります。
進学者が増え、嬉しい反面、運営が厳しくなっております。
新規支援者はなるべく取らない方向でと思いますが、支援を必要としている子はまだまだいるので辛いです。
どうぞタンザニアの子供たちの未来のため、彼らが安心して学校に通えるよう、皆様からのご支援をよろしくお願いいたします。
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