Chemchem ya Amani TANZANIA

 

今年から支援を開始した子供たち

キタンダ村、小学7年生のニシア
キタンダ村、小学7年生のニシア
ご紹介が出来ていませんでしたが、今年から支援を開始した子供たちが3名います。
キンディンバ村では支援している小学生がみんな卒業、進学となり、小学生支援者がゼロとなりましたので、2名ほどなら追加支援可能であることを伝え、2名の子供たちの推薦があり、支援を開始しました。
キタンダ村では小学生が3名となり、追加支援要望もありましたので、1名の追加支援を決めました。
小学生のうちは学費も安いですし、小学校ぐらいはきちんと通わせてあげたいので、もっとたくさんの子供たちを支援したいのはやまやまなのですが、中学、高校と進学するにつれ、学費が膨大に跳ね上がるため、先のことを考えるとなかなか容易に人数を増やすことが出来ないのがもどかしいです。

新規支援者は、キタンダ村の小学7年生の女の子・ニシアと、キンディンバ村の小学5年生の男の子・カスパリ、小学2年生の女の子ジャネスの3名です。

ニシアの父親はニシアが生まれる前に家族を置いて逃げ、行方が分からなくなってしまいました。
それ以来母親はニシアとニシアの姉の二人の子供を女手ひとつで育ててきましたが、ついに病気になり、今は畑仕事にも出られない状態です。
母親はニシアの姉が面倒を見ながら暮らしていますが、ニシアは状況を見かねた伯母が引き取り、学校へ通わせていました。
しかし伯母も離婚しており、女手ひとつで娘を育てているため余裕がなく、学費だけでもチェムチェムで支援をすることに決めました。

カスパリの両親は離婚しました。
最初は母親と暮らしていましたが、カスパリが9歳の時、母親が心臓の病で亡くなってしまいました。
その後は祖母に引き取られ暮らしていましたが、その祖母も体調を崩し、今度は父親に引き取られました。
しかしその父親も体調が優れず、まともに仕事も出来ないため、日々の生活もままならない状況です。
厳しい家庭環境と、学校での学習態度から、推薦を受け、支援をすることに決まりました。

ジャネスの父親は彼女が1歳の時に病気で亡くなりました。
母親は健在ですが、知的障害があり、ジャネスを育てることが出来ません。
父親の死後は祖母に引き取られて暮らしていますが、祖母も高齢でジャネスを養うことで精一杯です。
学校での学習態度もよく、推薦を受けましたので、支援をすることに決めました。

3名の子供たちはそれぞれ厳しい環境での生活を続けていますが、学校だけでも学費の心配をすることなく通えるよう、支援を続けていきたいと思っています。
無事進級・進学し、自立し、今度は家族を支える立場になれるよう、彼女たちが夢を見、叶えられるよう、チェムチェムは応援していきます。
皆様のご支援・ご協力、どうぞよろしくお願いいたします。

キンディンバ村、小学5年生のカスパリ
キンディンバ村、小学5年生のカスパリ
キンディンバ村、小学2年生のジャネス
キンディンバ村、小学2年生のジャネス
  • posted by naomaru さん
  • 2025-8-28 5:09
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